不登校の体験談:中学でほぼ不登校、自学で通信制高校へ進学、卒業後の就職への不安

はじめに

「このまま学校に行かなくても大丈夫なのか?」

中学でほとんど学校に行けず、家で勉強を続ける中で、何度もそう自問自答しました。

私は中学のほぼ3年間を不登校で過ごし、独学で勉強しながら通信制高校に進学しました。通信制高校では週に1回の登校だけで済み、なんとか卒業を目指しています。しかし、今度は「卒業後、どうしたらいいのか?」という新たな不安に直面しています。

この記事では、私が不登校から通信制高校に進学した経緯や、そこでの生活、卒業後の進路への不安について赤裸々に語ります。


【目次】

  1. 中学で不登校になった理由とその時の気持ち
    • 何がきっかけで学校に行けなくなったのか
    • 最初は「ただのサボり」と思っていた
    • 家での勉強を続けることの難しさ
  2. 通信制高校への進学を決めた理由
    • 全日制高校ではなく通信制を選んだ理由
    • 通信制高校の入試と手続き
    • 「高校に進学できた」という安心感
  3. 通信制高校での生活と学び
    • 週1回の登校のリアルな体験談
    • 通信制ならではの勉強方法とメリット・デメリット
    • 「同級生との関わり」について
  4. 卒業後の進路と就職への不安
    • 「通信制高校卒」は就職で不利なのか?
    • 「学歴」よりも大事なこととは?
    • これからの自分の可能性を広げるために
  5. 不登校だったからこそ伝えたいこと
    • 「学校に行かなくても、学ぶ方法はある」
    • 「自分のペースで進めばいい」
    • 「未来は決して閉ざされていない」

1. 中学で不登校になった理由とその時の気持ち

何がきっかけで学校に行けなくなったのか

私は中学1年の途中から不登校になりました。きっかけは「なんとなく学校が嫌になった」という曖昧なものでした。

  • クラスの友人関係がうまくいかなかった
  • 授業についていけず、遅れを取ってしまった
  • 先生に相談できず、一人で抱え込んでしまった

最初は「少し休めば大丈夫」と思っていたのですが、休む日が増えるごとに学校に戻るのが難しくなっていきました。

最初は「ただのサボり」と思っていた

最初の頃は、「今日はちょっと行きたくないな」という気持ちで休んでいました。でも、休む日が増えてくると、

  • 「明日行ったら、みんなに何か言われるかもしれない」
  • 「先生に叱られるんじゃないか?」
  • 「授業についていける気がしない」

こんな不安がどんどん大きくなり、気づけばまったく学校に行けなくなっていました。

家での勉強を続けることの難しさ

不登校になったとき、最初は「ラッキー!自由時間だ!」と思ったこともありました。でも、時間が経つにつれて、「このままでいいのか?」という焦りが出てきました。

「みんなは学校で授業を受けているのに、自分は何もしていない」

この状況に焦りを感じた私は、自分で勉強することを決めました

  • 教科書を読み直す
  • YouTubeの授業動画を見る
  • 市販の問題集を解く

しかし、自学自習には「強い意志」が必要で、正直かなり大変でした。


2. 通信制高校への進学を決めた理由

全日制高校ではなく通信制を選んだ理由

「高校には行きたい。でも、毎日通うのは無理かもしれない」

そう思って調べていたときに通信制高校の存在を知りました。

  • 週1回の登校でOK
  • 自分のペースで学習できる
  • 人間関係のストレスが少ない

これが通信制高校を選んだ理由でした。

通信制高校の入試と手続き

通信制高校の入試は比較的ハードルが低く、学力試験よりも面接や書類審査が重視されることが多いです。

  • 「なぜ通信制高校を選んだのか?」
  • 「どんなことを学びたいか?」

このような質問にしっかり答えられるよう準備しました。


3. 通信制高校での生活と学び

週1回の登校のリアルな体験談

週1回の登校日は、レポートの提出や先生との面談があります。

最初は緊張しましたが、「毎日行かなくていい」という安心感があり、少しずつ慣れることができました。

通信制ならではの勉強方法とメリット・デメリット

メリット

  • 自分のペースで勉強できる
  • 不必要な人間関係のストレスが少ない

デメリット

  • 自主学習の習慣がないと大変
  • 先生に質問しづらい

4. 卒業後の進路と就職への不安

「通信制高校卒」は就職で不利なのか?

一般的に、通信制高校卒は全日制卒に比べて不利と言われることがあります。

でも、最近では「通信制だからダメ」ではなく、「何ができるのか」が問われる時代になっています。

「学歴」よりも大事なこととは?

  • 資格取得(MOS、簿記、IT系の資格など)
  • アルバイトやボランティアの経験
  • 自分の強みを知ること

5. 不登校だったからこそ伝えたいこと

「学校に行かなくても、学ぶ方法はある」

通信制高校やオンライン学習を活用すれば、自分のペースで学ぶことができます。

「自分のペースで進めばいい」

「周りに遅れた」と思う必要はありません。

「未来は決して閉ざされていない」

不登校だったからこそ、見える世界があります。


まとめ

不登校から通信制高校に進学し、卒業を目指している私。

「このままでいいのか?」という不安はありますが、少しずつ自分の道を見つけていきたいと思っています。

もし同じような状況の人がいたら、「自分のペースで進めばいい」と伝えたいです。