はじめに
「このまま学校に行かなくても大丈夫なのか?」
中学でほとんど学校に行けず、家で勉強を続ける中で、何度もそう自問自答しました。
私は中学のほぼ3年間を不登校で過ごし、独学で勉強しながら通信制高校に進学しました。通信制高校では週に1回の登校だけで済み、なんとか卒業を目指しています。しかし、今度は「卒業後、どうしたらいいのか?」という新たな不安に直面しています。
この記事では、私が不登校から通信制高校に進学した経緯や、そこでの生活、卒業後の進路への不安について赤裸々に語ります。
【目次】
- 中学で不登校になった理由とその時の気持ち
- 何がきっかけで学校に行けなくなったのか
- 最初は「ただのサボり」と思っていた
- 家での勉強を続けることの難しさ
- 通信制高校への進学を決めた理由
- 全日制高校ではなく通信制を選んだ理由
- 通信制高校の入試と手続き
- 「高校に進学できた」という安心感
- 通信制高校での生活と学び
- 週1回の登校のリアルな体験談
- 通信制ならではの勉強方法とメリット・デメリット
- 「同級生との関わり」について
- 卒業後の進路と就職への不安
- 「通信制高校卒」は就職で不利なのか?
- 「学歴」よりも大事なこととは?
- これからの自分の可能性を広げるために
- 不登校だったからこそ伝えたいこと
- 「学校に行かなくても、学ぶ方法はある」
- 「自分のペースで進めばいい」
- 「未来は決して閉ざされていない」
1. 中学で不登校になった理由とその時の気持ち
何がきっかけで学校に行けなくなったのか
私は中学1年の途中から不登校になりました。きっかけは「なんとなく学校が嫌になった」という曖昧なものでした。
- クラスの友人関係がうまくいかなかった
- 授業についていけず、遅れを取ってしまった
- 先生に相談できず、一人で抱え込んでしまった
最初は「少し休めば大丈夫」と思っていたのですが、休む日が増えるごとに学校に戻るのが難しくなっていきました。
最初は「ただのサボり」と思っていた
最初の頃は、「今日はちょっと行きたくないな」という気持ちで休んでいました。でも、休む日が増えてくると、
- 「明日行ったら、みんなに何か言われるかもしれない」
- 「先生に叱られるんじゃないか?」
- 「授業についていける気がしない」
こんな不安がどんどん大きくなり、気づけばまったく学校に行けなくなっていました。
家での勉強を続けることの難しさ
不登校になったとき、最初は「ラッキー!自由時間だ!」と思ったこともありました。でも、時間が経つにつれて、「このままでいいのか?」という焦りが出てきました。
「みんなは学校で授業を受けているのに、自分は何もしていない」
この状況に焦りを感じた私は、自分で勉強することを決めました。
- 教科書を読み直す
- YouTubeの授業動画を見る
- 市販の問題集を解く
しかし、自学自習には「強い意志」が必要で、正直かなり大変でした。
2. 通信制高校への進学を決めた理由
全日制高校ではなく通信制を選んだ理由
「高校には行きたい。でも、毎日通うのは無理かもしれない」
そう思って調べていたときに通信制高校の存在を知りました。
- 週1回の登校でOK
- 自分のペースで学習できる
- 人間関係のストレスが少ない
これが通信制高校を選んだ理由でした。
通信制高校の入試と手続き
通信制高校の入試は比較的ハードルが低く、学力試験よりも面接や書類審査が重視されることが多いです。
- 「なぜ通信制高校を選んだのか?」
- 「どんなことを学びたいか?」
このような質問にしっかり答えられるよう準備しました。
3. 通信制高校での生活と学び
週1回の登校のリアルな体験談
週1回の登校日は、レポートの提出や先生との面談があります。
最初は緊張しましたが、「毎日行かなくていい」という安心感があり、少しずつ慣れることができました。
通信制ならではの勉強方法とメリット・デメリット
メリット
- 自分のペースで勉強できる
- 不必要な人間関係のストレスが少ない
デメリット
- 自主学習の習慣がないと大変
- 先生に質問しづらい
4. 卒業後の進路と就職への不安
「通信制高校卒」は就職で不利なのか?
一般的に、通信制高校卒は全日制卒に比べて不利と言われることがあります。
でも、最近では「通信制だからダメ」ではなく、「何ができるのか」が問われる時代になっています。
「学歴」よりも大事なこととは?
- 資格取得(MOS、簿記、IT系の資格など)
- アルバイトやボランティアの経験
- 自分の強みを知ること
5. 不登校だったからこそ伝えたいこと
「学校に行かなくても、学ぶ方法はある」
通信制高校やオンライン学習を活用すれば、自分のペースで学ぶことができます。
「自分のペースで進めばいい」
「周りに遅れた」と思う必要はありません。
「未来は決して閉ざされていない」
不登校だったからこそ、見える世界があります。
まとめ
不登校から通信制高校に進学し、卒業を目指している私。
「このままでいいのか?」という不安はありますが、少しずつ自分の道を見つけていきたいと思っています。
もし同じような状況の人がいたら、「自分のペースで進めばいい」と伝えたいです。